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なぜウイルス対策ソフトだけではダメなのか。

2018.12.11

こんにちは。愛知県を中心に中小企業のセキュリティ対策のご提案やサポートを行っている株式会社エスティーアオキの青木です。

 

先日も似たようなタイトルでコラムを書きましたが、本日は前回の続きです。

前回は私自身がウィルス対策ソフトをインストールしていても感染してしまったお客様を沢山目撃してきたというお話や、シュマンテックの副社長が「ウィルス対策ソフトは死んだ」と発言をしました。といったようなお話をしました。

そこで今回は、何故ウィルス対策ソフトだけでは不十分なのかということを分かりやすくお話できればと思います。

 

まずウィルス対策ソフトはどのようにウィルスを防いでいるのでしょうか。

基本的に従来のウイルス対策ソフトは「パターンマッチング方式」と呼ばれる方式でマルウェアを検知しています。マルウェアの特徴的なパターンをシグネチャというルールで定義して、シグネチャに一致したファイルをマルウェアとして検知する仕組みです。分かりやすく表現すると、何か事件が起きた後に、警察が犯人を特定し指名手配をするのと同じような形です。

何か気づかれましたか?そうです。対策を打つまでにタイムラグが発生するのです。また確定的な証拠を残していない曖昧な通信に関しては通してしまう可能性が高いのです。

さらに言うとパソコンが起動していないときは更新されません。従って最新の対策の環境を維持することが非常に困難なのです。

日々新しいマルウェアは何万と作られています。この話を聞いて、ウィルス対策ソフトだけで脅威に立ち向かえると思えますでしょうか?

このコラムを読んだのをきっかけに、社内のセキュリティ対策を見直してみてはいかがでしょうか。

 

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