こんにちは。愛知県を中心に中小企業のセキュリティ対策のご提案やサポートを行っている株式会社エスティーアオキの青木です。

国立研究開発法人情報通信研究機構は27日、インターネットに接続している機器が受けたサイバー攻撃の件数が2017年は過去最高になったとの調査結果を発表しまた。１台あたり約56万件で前年に比べて約1.2倍となり、全体でも1504億件に達しました。
情通機構は05年からサイバー攻撃関連の観測を続けており、調査はネットの住所である「IPアドレス」30万カ所で観測したサイバー攻撃件数を集計しています。しかい調査で観測できたのは一部で、日本全体の攻撃件数はさらに多いと思われます。
17年は通信事業者の携帯型ルーターが狙われるなど機器にある小さな脆弱性を突くケースが目立ったようです。従来はパスワード設定が単純だといった機器の明確な脆弱性を突くことが多くありましたが、手法が高度化しています。
IoT関連機器はパソコンなどと比べてネットに接続している意識が薄く、セキュリティー対策が不十分な機器もあります。対策も進みつつありますが、「IoT関連機器を狙った感染の手口は巧妙化しており、18年も攻撃側の戦術の変化が続く」と情通機構は予想しています。

年々攻撃件数も被害件数も増傾向にありながら、あまり意識は変わらず対策へ乗り出す会社様が少ないというのが現実です。決して他人事だとは思わずできる対策から行いましょう。
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