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依然として被害が続いている、ネットバンキングの不正送金被害

2019.05.30

こんにちは。愛知県を中心に中小企業のセキュリティ対策のご提案やサポートを行っている株式会社エスティーアオキの青木です。

インターネットバンキングの不正送金被害事件が継続して発生しています。日本では、2018年は減少傾向にあるものの、依然として被害は後を絶ちません。当コラムでも数回書いてきましたが、被害を防ぐために、不正送金の実態、手口と対策方法を理解しておくことが極めて大事です。

 

インターネットネットバンキングは、利用する方にとっては、パソコン、あるいはスマホアプリを使って入出金、口座情報、送金ができてとても便利なサービスです。一方で、セキュリティ対策が甘いと、一気に数百万、数千万の現金を奪われてしまう可能性もあるのです。

 

不正送金被害とは、インターネットバンキングを利用している人のログインIDやパスワードを盗み取り、口座のお金を奪い取ってしまう手口のことを指します。

 

主な手口としては、「フィッシングサイト」があります。例えば「システム機能の向上」と銀行からのメールタイトルを装い、偽のサイトリンクにアクセスさせます。そこではログインのIDとパスワード、また銀行口座番号、暗証番号などを入力することを促されます。一旦入力して送信してしまうと、犯罪者に個人情報を把握され、口座内の預金が一気に引き抜かれてしまいます。

 

他にも、コンピュータウイルスなどを使った手法もあります。迷惑メールに添付させたり、ホームページを改ざんして訪問した人のパソコンに勝手にウイルスを埋め付けてしまうものもあります。

 

不正送金被害を防ぐためのセキュリティ対策として、まずは、怪しいメールに注意し、クリックしないようにしてください。また、インターネットバンキングにログインする時には、もしいつもと違う画面が出てこないか注意が必要です。また、セキュリティソフトを導入したり、いつもソフトウェアを最新バージョンにアップロードしたりするなども不正送金被害を防ぐための有効な手段です。ただし、もっと社内インターネットの出入り口で対策をした方がよいケースもあります。その場合は、使用しているパソコンの台数などによって最適な対策は異なってきますので、ご不明な点があればご相談ください。

 

株式会社エスティーアオキは、愛知県の豊明市・名古屋市・日進市・刈谷市・大府市などを中心にネットワークセキュリティ対策のサポートを行っております。
愛知県でのネットワークセキュリティ対策/ウィルス対策/バックアップ対策/UTM導入のご相談は株式会社エスティーアオキにお任せください。