踏み台にされる中小企業
2018.11.08
こんにちは。愛知県を中心に中小企業のセキュリティ対策のご提案やサポートを行っている株式会社エスティーアオキの青木です。
サイバー攻撃者が日本の中小企業を狙っています。いきなり大企業を狙うのではなく、取引先の中小企業を攻略してから大企業に侵入する「サプライチェーン攻撃」の脅威が増している。
中小企業で『盗まれて困るような個人情報や機密情報は無い』と他人事のような認識をしている企業は大変危険です。
サイバー攻撃の対策が進む大企業を直接狙わずに、原材料や部品、情報システムの調達先である中小企業を攻撃して大企業侵入の足がかりとするという攻撃手法が非常に増えています。
参天製薬は2017年、製品の生産を委託していた海外取引先がランサムウエアの「NotPetya（ノットペーチャ）」に感染した。参天製薬に情報漏洩はなかったが、海外で一部製品の供給が月単位で滞ったとう事例があります。同社はもともと経営層のセキュリティー意識が高く、自社内の守りを固めてきましたが、取引先への攻撃で自社に実害が発生した事実に直面したことをきっかけに、社外を含めた対策強化に乗り出したと話しています。
今やセキュリティ被害に合うと、自社だけでなく取引先にまで迷惑をかけてしまう可能性もありますし、もっというと取引停止という事態に発展することもあるかと思います。しっかりと対策をしましょう。
株式会社エスティーアオキは、愛知県の豊明市・名古屋市・日進市・刈谷市・大府市などを中心にネットワークセキュリティ対策のサポートを行っております。
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