こんにちは。愛知県を中心に中小企業のセキュリティ対策のご提案やサポートを行っている株式会社エスティーアオキの青木です。

今回の内容は直接的にマルウェア等に関係はないですが、リスクになり得ると思いますので気になる記事をお話いたします。
佐賀県教育委員会が1月25日に、無届けで個人のパソコン（PC）やUSBメモリーを学校内で使ったとして、県立工業高校の再任用男性教諭（63）を2カ月の減給処分（10分の1）にしたと発表しました。
教諭は校務用PCの基本ソフト（OS）が更新されたため、従来の表計算ソフトによる採点ができなくなると誤解し、昨年10月下旬に無届けで旧OSの個人用PCを校内に持ち込み使用していたとのことです。幸いにもウイルス感染や個人情報の流出などは確認されていません。
また、別の個人用PCを持ち込み、業務と関係のないウェブサイトを閲覧していたことも分かったそうです。
これは企業にもあり得る事例かと思います。会社として統一したセキュリティ対策を講じていても、一人の社員の安易な行動により別端末の接続が行われ、それによってマルウェアなどの侵入を許してしまうこともあります。
強固なセキュリティ対策を行うと同時に、社員の社内ルールのしっかりとした作成および教育もとても重要ではないでしょうか。

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