パソコンを乗っ取られるとなにが起きるのか
2019.08.06
こんにちは。愛知県を中心に中小企業のセキュリティ対策のご提案やサポートを行っている株式会社エスティーアオキの青木です。
パソコンには「遠隔操作」ができる機能があります。離れた場所から保守をしたり、必要なデータを編集・閲覧する目的で使用されますが、実はその機能を悪用してパソコンを乗っ取る犯罪者が存在します。ある者は遠隔操作により情報を抜き取り、またある者は遠隔操作により盗撮や盗聴などのストーカー行為をします。今回は遠隔操作の被害の概要と被害に遭わないための方法について説明します。
パソコン乗っ取りで中身のデータが全て丸見え!?
パソコン乗っ取りや遠隔操作による被害とは
遠隔操作による被害は、2パターンに分けられます。直接被害を受ける場合と、自身が加害者となって他者に被害を与える場合とがあります。直接遠隔操作によって被害を受ける場合は、パソコンにある個人情報に不正アクセスをされたり、スマホの位置情報や音声記録機能を不正利用された盗聴などのストーカー被害などがあります。
自身が加害者となって被害を与えてしまう場合は、パソコンを遠隔操作されて勝手に掲示板に犯罪予告を書き込まれたり、サイバー攻撃の踏み台にされたりします。
乗っ取りや遠隔操作をされる原因
パソコンの乗っ取りや遠隔操作には2つの手法があります。1つはパソコンをウイルス感染させる方法。悪質なメールのファイルを開いたときや、スマホを危険なWi-Fiにつなげたときなどに感染します。もう一つは、遠隔操作できるアプリを他人からインストールされてしまった時です。パソコン利用者がログインしたまま席を離れたときや、パソコンを貸した際に勝手に埋め込まれるケースがあります。
乗っ取りや遠隔操作されないための対策
こうした被害に遭わないためには、品質の高いセキュリティソフトの導入に加え、ハードやソフトを常に最新の状態にするように心がけましょう。さらに、ネットワークの出入り口での対策も必須です。また、安易にアプリやフリーソフトをインストールしたり、受信したメールを開かないようにしましょう。そして、知り合いであっても不用意にアカウント情報を教えたり、端末を貸したりすることは禁物です。
万が一、遠隔操作の被害に遭ったときは相手に操作されないように速やかに端末をネットワークから切り離しましょう。
株式会社エスティーアオキは、愛知県の豊明市・名古屋市・日進市・刈谷市・大府市などを中心にネットワークセキュリティ対策のサポートを行っております。
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引用:https://japan.norton.com/remotecontrol-virus-2993
引用:https://cybersecurity-jp.com/security-measures/24818
引用:https://www.nec-nexs.com/sl/security/quiz/05.html